食育と療育の融合 – 松原市の児童デイサービス「あろは」での取り組み
こんにちは✨ 松原市にある児童デイサービス「あろは」です🌱
今回は、私たちが毎月行っている「食育」の活動についてご紹介します。食育とは、食に関する知識や体験を通じて、子どもたちが健やかに成長できるよう支援する取り組みです。あろはでは、この食育を療育の一環として位置づけ、子どもたちの発達を促す大切な活動としています。
食育とは?
食育とは、単に「食べ物について学ぶ」ことだけではなく、食事の大切さや栄養バランス、食べ物の由来、マナー、感謝の気持ちを育むことを目的としています。 特に児童デイサービスを利用する子どもたちにとって、食に対する理解を深めることは、
- 食べる楽しさを知る
- 偏食を改善する
- 生活リズムを整える
- 社会性を育む
といった多くのメリットをもたらします。
あろはでは、食育を通じて、子どもたちが将来自立した生活を送るための力を育むことを目標にしています。
あろはの食育活動
あろはでは、毎月「食育の日」を設け、さまざまなテーマで活動を行っています。先日開催した食育の日では、「12月の旬の食材」をテーマに、子どもたちと食材について学ぶクイズを行いました。
「この時期に美味しい野菜や果物はなに?」 「どんな栄養があるの?」 「冬に食べると身体が温まる食材は?」
このような質問に、子どもたちは興味津々!たくさん手を挙げ、思い思いの答えを発表してくれました。時にはユニークな答えが出ることもあり、みんなで笑い合いながら楽しく学ぶことができました。
また、実際に食材に触れたり、香りをかいだりする体験も行い、「見る」「触れる」「嗅ぐ」といった五感を使って学ぶ機会を提供しました。特に発達に課題のあるお子さんにとって、こうした体験は感覚統合の発達を促す重要な療育にもつながります。
療育との関係
食育は、単なる学習ではなく、療育の一環としても大変有効です。例えば、
✅ 感覚統合の発達
食材の形や質感、香りに触れることで、感覚刺激を受ける機会を増やします。特に触覚過敏のあるお子さんにとっては、少しずつ慣れることで食べられる食材が増えることも。
✅ コミュニケーション力の向上
クイズ形式で学ぶことで、「考えて発表する」「他の意見を聞く」など、コミュニケーションの練習になります。療育では、自分の気持ちを言葉で伝えることが重要なスキルとなるため、食育はそのトレーニングの場としても活用できます。
✅ 食への関心を高める
偏食傾向のあるお子さんが、新しい食材に興味を持つきっかけ作りにもなります。実際に食材に触れることで、「食べてみようかな?」と思えることが増えるのです。
✅ 生活リズムの改善
食べる時間を意識し、規則正しい食生活を送ることは、健康的な成長につながります。あろはでは、食育を通じて「食べる時間の大切さ」も伝えています。
今後の食育プログラム
来月の食育の日では、「郷土料理」をテーマにした活動を予定しています。日本各地の伝統的な料理について学び、実際に簡単な調理体験もできるよう計画中です。
また、子どもたちがもっと食事を楽しめるように、以下のような活動も検討しています。
- 野菜の栽培体験(食材がどのように育つのかを知る)
- 調理実習(簡単な料理を作る楽しさを体験)
- 食べ物の歴史や文化を学ぶ(世界の料理を知る)
食育を通じて、子どもたちが「食べること」にもっと興味を持ち、楽しめるように工夫していきたいと思います。
まとめ
松原市にある児童デイサービス「あろは」では、食育を療育の一環として取り入れています。食育を通じて、
- 感覚統合の発達を促す
- コミュニケーション力を伸ばす
- 偏食の改善を図る
- 生活リズムを整える
といった効果を期待しています。
これからも子どもたちが楽しく学びながら成長できるよう、さまざまな食育活動を展開していきます。来月の食育の日も楽しみにしていてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊
児童デイサービスあろは
📍 所在地:松原市天美東7-12-25
📞 お問い合わせ:072-332-3030
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