言葉を大切に【ぽぷらの樹東住吉】
こんにちは!ぽぷらの樹東住吉です。
今日は日々行っている活動内容をご紹介します。
1日のスケジュールとして、自由時間とは別に集団活動を行う時間があります。
みんなで何かをする時間を通じて、協調性や社会性を育む練習をします。
特に小学校へ進学する前は、新しい環境でやっていけるか不安に思われる保護者様も多く、よく相談を受けることがあります。
成長し進級を重ねる度に、集団行動や集団活動する機会は増えていきます。
デイで少しづつトレーニングを重ね、いやがっていたこと、苦手だったことができるようになり、人前で堂々とお話したり、みんなと体操や運動ができるようになり、落ち着いて着座し先生のお話を聞けるようになった姿をみて、喜ばれる保護者様のお声を聞くと、私達もうれしくなります。
ぽぷらの樹東住吉では、ぽぷらのやくそくというルールを作り、それを集合の合図であつまったらみんなで復唱します。
毎回言うことで、自然と頭に残ります。
1番から12番まである中で、10番に
「きれいな言葉をつかいましょう」
というやくそくがあります。
言いやすいリズムだからか、おうちでもついつい口ずさむ子もいるそうです。
言葉というものを、私達はとても大切に考えています。
発達障害の児童の中には、言われたことをそのまま真に受けて、深く傷ついたり、悲しむこともあります。
相手が冗談だと思って軽く言ったことでも、感受性も強く、深く受け止めてずっと引きずることもあります。
言葉というものは、火のようなものだと思います。
適切につかえば、心を温めて、人を幸せにします。
生きていくのに欠かせないものです。
けれど使い方を誤れば、人を傷つけ、全てを台無しにしてしまいます。
言葉を大切にすることは、相手を、自分を大切にすること。
それは良好な人間関係を構築し、円滑なコミュニケーションの基礎となります。
当事業所には、これから言葉をおぼえていく幼児も多く利用されています。
子どもの耳は、幼いうちはまだ善悪もわからず聞いたままをおぼえていきます。
なのできれいなことばをつかう、というルールを守り、子どもの頃から言葉を大切にする習慣を身につけ、相手を思いやる心を育んでいってほしい。
そう考えながら、日々支援に当たっています。