【SSTとは】ぽぷらの樹遠里小野(44の巻📚)
こんにちは☺️ぽぷらの樹遠里小野です🎵
11月勤労感謝の日に「お楽しみ会」を行った様子をお送りしたいと思います🎉
白ゆり祭りや学校の運動会を頑張った子どもたちに、めいっぱい楽しんでもらおうと企画しました✨
スーパーボールすくいや、輪投げ、射的などなど、とても盛り上がりました⤴︎⤴︎
ぽぷらの樹遠里小野では、運動療育だけでなく「楽しい思い出を作る機会」を設け、子どもたちの絆を深める催しも行っています!
こういったイベントの中でも、ルールに沿って行動を行うソーシャルスキルのトレーニングを兼ねています。
ソーシャルスキルトレーニングとは対人関係など社会生活を営むために必要なスキルを学ぶことです。
例えば、今回のお楽しみ会ではチーム分けを行って、遊びのブースを回りました。
チームを分ける際に「今回仲の良い子と一緒になれなくて、残念な気持ちになった人もいると思いますが、【〇〇ちゃんと同じチームが良かった】という気持ちは、裏を返せば【△△ちゃんと同じチームは嫌だ】と捉えることも出来てしまいます。」と伝える事で、人によって言葉の捉え方が違うということを教えたり、「今回同じチームになれなくても、自由時間は一緒に過ごすことが出来るし、今後のレクリエーションでも同じチームになるチャンスはいっぱいあるよ!」と、伝えることで先を見通して気持ちを落ち着ける力を育むことが出来ます。
ソーシャルスキルトレーニングといっても、年齢や特性によって、必要となるスキルは異なり、児童指導員はお子様の成長や特性に合わせて、個別支援を行っています。
【言語発達】
言語発達遅滞などで発語が遅い、言葉は理解できるが適切な語彙を使うことが難しいなどのお子さんに対して、絵カードを使って語彙力を伸ばしたり発声の練習を行います。
【コミュニケーション】
大人や他児童との関わりの中で、適切な言葉遣いや場面に合った気持ちの切り替えなどを学びます。言葉によるコミュニケーション・言葉以外によるコミュニケーションの両面からアプローチを行っています。
【集団活動】
集団活動で、お話を「聴く」力を育みます。また、レクリエーションの中で他児童との協調性を学びます。遠里小野では「約束唱和」「ぽぷら体操」「マット運動」「ラダー」「日替わりレクリエーション」を集団活動として行っています。
【日常生活動作】
トイレトレーニングやお箸・鉛筆を持つ、宿題の準備をする、洋服を正しく着る・たたむなどといった生活面での動作を指します。成長に合わせて出来ることを増やしていきます。
【学習支援】
未就学児に対しては成長段階に合った学習プリントを行うことで、小学校に上がってからの授業で座って学習することに向けての練習を行います。小学校以上の児童に対しては、宿題の支援を行っています。
一口でソーシャルスキルトレーニングと言いますが、お子さんの個性や成長段階に合わせて取り組む、とても奥深い支援項目だと思います。上記の療育はほんの一部となりますが、見学時にご相談いただいたり、日々の保護者様とのやり取りの中で、ニーズをお聞きして支援させて頂いております。
子育てで悩まれている場合は、区役所・デイサービスで相談だけでも受け付けておりますので、一人で抱え込まず是非気軽にお問合せくださいね。